漫画

『バトゥーキ』終わっちゃった。

最後がマキマキで、そこはいろんなところで言われてるように、すごくもったいないし、とてもがっかりさせられるのだけど、読めてよかった。 打ち切りなのか何なのか、事情を知らないまま好き勝手なことを言わせてもらえるなら、最終話につなげるためにあと三…

ジョジョリオン完結――ルールとの格闘――

ジョジョ第八部『ジョジョリオン』が完結したので、雑感を書く。 既読前提で書くので、ネタバレ等への配慮はない。 あと、まとまりなくて読みづらい文章で、すまない。 ●世間一般としては、ジョジョリオンは退屈なイメージ? ジョジョのシリーズの中では非常…

キングクリムゾンの能力

ジョジョの第五部がアニメ化されて、その出来映えもなかなか、ボスも登場してテンションだだ上がり中。そのテンションに乗じて、ボスの能力について説明しようと思った次第。 本記事を読むに当たっての注意事項 ・本記事では、筆者がキングクリムゾンの能力…

今更、第弐門の感想とか

『修羅の門 第弐門』の最終刊を年末に読み、本作についていろいろと感慨深く思ったので、ここに綴る。 その性質上、ネタバレしていくスタンスになる。あしからず。 (講談社コミックス月刊マガジン)" title="修羅の門 第弐門(18) (講談社コミックス月刊マガジ…

麻雀を覚えてよかったこと

麻雀を覚えてよかったこと!? んなもん、麻雀漫画を読めるようになったことの他にあるかよ! これに勝るものはない! というわけで、読んだことのある麻雀漫画を紹介します。 『賭博堕天録カイジ』賭博堕天録カイジ(1) (ヤンマガKCスペシャル)作者: 福本伸行…

ワンピ68巻感想

ときどきやってるワンピコミックス派の感想エントリです。 未読の方はネタバレ注意。 ONE PIECE 68 (ジャンプコミックス)posted with amazlet at 12.12.02尾田 栄一郎 集英社 (2012-11-02)Amazon.co.jp で詳細を見る もう68巻か。 もう68巻なのにグランドラ…

連載は続くよどこまでも――鉄拳チンミlegends

最近の鉄拳チンミの話。鉄拳チンミLegends(14) (講談社コミックス月刊マガジン)posted with amazlet at 12.11.10前川 たけし 講談社 (2012-10-17)Amazon.co.jp で詳細を見る 1983年に連載が始まった*1鉄拳チンミのシリーズは、今現在もまだ連載続行中であり…

『嘘喰い』業の櫓の駆け引き考察

理解できなかったので、理解の助けに個人的にまとめる。 賭郎勝負 [業の櫓] 賭郎会員 斑目貘(とマルコ)vs捨隈悟(と雹吾) 賭の対象 搦め手の功績(屋形越えの権利)と500億円 賭の場所 帝都タワー 勝利条件 帝都タワー最上階に設置された端末に2桁の正…

もう本当につれづれなるままに書かれた駄文

仮にここに書かれる文章が駄文ではなくて、理路整然とした記事であったなら、題名は「漫画『嘘喰い』 斑目貘はなぜ帝都タワーで賭郎勝負をするのか」としたところか。 というわけで、そういう内容のことを殴り書き。 『嘘喰い』の「業の櫓」までの流れがイマ…

漫画に見るミオスタチン関連筋肉肥大

筋骨を肥大化させるミオスタチン関連筋肉肥大(myostatin-related muscle hypertrophy)と呼ばれる体質があります。この体質にあるものは筋量が常人の1.5〜2倍になる可能性があります。 どうです、格闘漫画で取り扱うネタとして魅力的ではありませんか? 実…

あーんスト様が死んだ!

タイトルの元ネタについてエントリを書こうと思ったのだが。 さすがに他の人がやっているはずだよなあ、とググってみると、案の定というか。 ピクシブとニコニコの百科事典でしっかりと掲載されてやがりました。 あーん!スト様が死んだ! (あーんすとさまがし…

格闘漫画における猪木――生野勘助

『格闘漫画における猪木』という題名でエントリをいくつか書こうかなと思っていたが、Wikipediaで前調査をしてみると、これが意外に多かった。 猪木をモデルとした架空の人物・キャラクター マンガ・小説 国会議員(浦安鉄筋家族) グレート巽(餓狼伝) 猪…

SBR完結を祝して――多次元の勝利者

ジョジョ第八部であるジョジョリオンも1巻目が発売されました。 そんな時期に、今更ですが、ジョジョ第七部であるSTEEL BALL RUN (以下SBR)について少し書きたいと思います。もちろん、未読の方はネタバレに注意して下さい。その辺りに気を遣うつもりは…

ONE PIECE 64巻

ONE PIECE 64 (ジャンプコミックス)posted with amazlet at 11.11.15尾田 栄一郎 集英社 (2011-11-04)Amazon.co.jp で詳細を見る 64巻か。先は長い。 書き手が「折り返しを過ぎたところだ」といったところで、それを信じてはいけない。いや、事実ストーリー…

旧七武海について

ONE PIECEも63巻に到達。これでまだ半分を過ぎたばかりというから先は長いですね。 基本的にはバトルものの漫画ですが、冒険物としても面白いですし*1、広げられた大風呂敷がいかにして畳まれていくのかについても目が離せません。 多彩なキャラクターが登場…

ONE PIECE 63巻――力関係

本エントリの副題は「アーロンの正当な賞金額は? 2」 アーロン このブログには「クロコダイル」「ゲッコー・モリア」「覇気」をググって訪れる方が多いのだが、ある時期から「アーロン 強さ」でググって来る人が出てきた。大方、本誌*1の方で魚人島に到達…

ONE PIECE 63巻――タイヨウ

新章に突入して最初の舞台は魚人島。 麦わらの一味は今や九人もいるし、魚人島では志や目的の異なる複数の勢力が絡み合っており、尋常ではない登場人物の数となっています。さすがにこれは操りきれないのではないかと危惧している次第です。が、今回63巻で…

知らんかった

漫画『もやしもん』の最新巻を机の上に出しっぱなしにして一週間が過ぎ、ふっと気づいた。コミックスの底面に菌のデフォルメイラストが印字されているではないか。 驚きのあまり叫び声を上げてしまい、家族から顰蹙を買ってしまった。

ディレンマを振り切って――スティール・ボール・ラン最終巻を控えて

※ 当方はコミックス派。現在の最新巻である22巻までのネタバレ注意。 STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 22 (ジャンプコミックス)posted with amazlet at 11.04.25荒木 飛呂彦 集英社 (2010-11-04)Amazon.co.jp で詳細を見る 週刊少年ジャンプで『ス…

覇気の解説がやっときた、ONE PIECE 61巻

覇気の解説がやっときた! (……って、ネットで目まぐるしく情報がやりとりされる現代社会で、僕はかなりすっとろいことを書いているのではないか……?) 発売日から少し経っていますが、やっと読めました。 現在最新の61巻にございます。 未読の方はご注意を…

人生にはエスプレッソが必要だ

一巻完結の漫画で最上のものはなにだろう。 ここ(http://yoicomic.blog24.fc2.com/blog-entry-185.html)のリストを参考に、漫画との素敵な出会いを求めて、アマゾンに注文する。 自分の知っている中では『FLIP-FLAP』と『孤高のグルメ』がダントツだったが…

総合格闘技というメジャー、総合格闘技漫画というマイナー

読みました 『鉄風』3巻、読みました。鉄風(3) (アフタヌーンKC)posted with amazlet at 10.10.07太田 モアレ 講談社 (2010-10-07)Amazon.co.jp で詳細を見る 3巻目は総合格闘技を始めた主人公・石堂夏央のデビュー戦から始まります。格闘漫画となるとテン…

シグルイ、最終巻を待つ

もうすぐ最終巻発売にござりまする 時は寛永六年九月二十四日、場所は駿府城内、そこで行われる御前試合の第一試合目から物語は始まり、この御前試合に至るまでの経緯を七年前から追随する構成であります。隻腕の剣士である藤木源之介と盲目かつ破足の剣士で…

ワンピの敵役賛美?――ゴッド・エネルの絶望顔

空島編の評価は低い 『ONE PIECE』で人気のあるボスキャラといえばゴッド・エネル。ゴロゴロの実を食った雷人間。わかりやすすぎる。ゴッドを名乗るにふさわしい威力・規模を持つ能力だった。少年ウケがよかったものと思う。 で、それほど印象的なボスが登場…

ルーシーのモデル

シャーリズ・セロン(Charlize Theron)の美しさを今更私の口から語る必要はない。語れるほどよく知りもしない。ただ、見るにつけ、絵に描いたような美形だと思う。絵に描いたような――二次元でももてはやされそうな――と考えて、なにかひっかかる。 似ている…

ONE PIECE 巻五十八

発売日から数日経っていますが、ワンピース最新巻、やっと読めました。読みました。 今回の巻はすごかった。いつもすごいが、今回もすごい。前巻よりもすごい。 それにしても、望ましい精神状態で読めたことがありがたい。コミックス派にとって、それは大事…

逆メタボ

スティール・ボール・ランのレビューを書こうと思い立ってずいぶん経つが未だに書けていない。準備中ですらない。 忙しいとは罪なことだ。 スティール・ボール・ラン (1) ジャンプコミックスposted with amazlet at 10.04.22荒木 飛呂彦 集英社 おすすめ度の…

諸君、私は筋肉が好きだ

最近、多くのサイトで『鉄風』という漫画のレビューをよく見かけました。総合格闘技を取り扱った女子格闘漫画です。 私が見てきたレビューはどれも同じ調子で同じ特徴を語っていました。本来ならライバル役に起用するであろう性格の登場人物を主人公に起用し…

動物系(ゾオン系)についてのメモ

ワンピ最新巻(57巻)を読んで、白ひげ海賊団1番隊隊長マルコが動物系の実の能力者だと発覚*1。これを受けて動物系の実についての見解をあまり目にしたことがないことに気付き、今の内に記しておこうと思い立った。もし誰も書いていないなら先駆者だ、これ…

メモ:ワンピースの覇気について

現行で56巻。コミックス派。 知らないからこそ考える、覇気の正体。 覇気の特徴 覇気には種類があって、覇気によって特性が異なるっぽい。 とりあえず、覇気にできることをば、列挙。 ロギア、パラミシアの防御を無効にする ピカピカの実の能力者である黄猿…