ONE PIECE 巻五十八
発売日から数日経っていますが、ワンピース最新巻、やっと読めました。読みました。
今回の巻はすごかった。いつもすごいが、今回もすごい。前巻よりもすごい。
それにしても、望ましい精神状態で読めたことがありがたい。コミックス派にとって、それは大事なことなんです。三ヶ月待たされるあいだに期待値が大きくなりすぎてしまったり、期待することに疲れて熱意の欠けた義務的な読み方をしてしまったりすると大変もったいないことになりますからね。集中力に欠けた読書で、さらっと終えてしまったなら、三ヶ月待ったのに読後の余韻がゼロ、という憂うべき事態にもなりかねません。そういう意味では、前巻はあまりよい読み方ができず、もったいないことをしました。
ONE PIECE 58 (ジャンプコミックス)
posted with amazlet at 10.06.06
おすすめ度の平均: 






それでは、58巻を読んで思ったところを箇条書き程度ですませます。
- 青キジって、凍らせる能力だけど、任意で解凍することはできないようだ。
- 白ひげと赤犬が対峙するコマ(p95)がカッコイイ。このアングルは今までになかった(←調べてないんで、本気にしないでね)。
- ハンコックの能力は、よく考えると相手を弱体化させるもの(メロメロにさせることもそうだし、石化させることもそう。生身の肉体より石の方が脆いワンピ世界w)。カリファも泡でスベスベにして戦闘不能に追い込んでいたので、女の能力者は弱体化スキル多め? あとで考える。
- 「おれァ“白ひげ”だァア!!!!」に痺れた。ルフィがエネルに「俺は海賊王になる男だ」といったときも痺れた。こういう啖呵が好き。
- 「覇気」の詳細が気になって仕方がない。スタンドの見えないスタンドバトルが描かれてるみたいでもやもやする。読者に見えてないだけで、見えるキャラには色つきで見えてるのか?
- クロコダイルがカッコイイ。彼の顔の傷や切り落とされた手は白ひげと闘った際の負傷と考えるのが妥当そう。
- センゴクが能力者だったとは……。
- 「3」が大活躍。
- ルフィとエース、なんだかんだで兄弟に見えなかったのに、二人並んで闘っているシーンではじめて兄弟に見えた。
- なーんか青キジの技に偏りを感じると思ったら、嘴(くちばし)に引っかかっていたらしい。青“キジ”だから鳥っぽい技があったと。それだけ。
- そして、なんてところで終わるんだ。またとんでもない「引き」だ。
SBSのコーナーで明かされた情報も軽く列挙。
- 七武海全員(クロコダイル含む8名)の年齢と身長が公開されている。モリアが7メートル弱てw
- おつるさんの能力(前巻に登場済み)。ウォシュウォシュの実を食った洗濯人間。悪の心を洗い流し清めるw
- 白ひげ海賊団の隊長の名前と所属番隊
- マルコの能力。メラメラの実だと実体がないので物理攻撃が効かないのに対し、マルコは「復活の青い炎」という再生能力で復元している。再生に限界あり。
次の巻が今から気になる。気になるといえば麦わら海賊団の他の仲間たちも。特にサンジ。彼はどうなってしまうんだ。