日曜ブロガーの多忙な日々

 三月に入って急に忙しくなった。十二時間で帰宅しようとすると上司に嫌みを言われる(上司にしてみれば冗談のつもりだろうし、ちょっとした気晴らしでもあるのだろう)。十四時間働いて帰宅しようとすると、私が六時から出勤していることを知らないために十二時間労働しかしていないと勘違いした工場長(次期社長)は法律さえなければお前を刺すといった目で私を見た。いやいやいや、あんた法律無視してますから定時に帰してくれませんから! 勘違いに気付いて謝ったってもう遅いですから十二時間労働の時点で残業三時間ですから! それに苦しい中でもやりがいとかいう幻想を見つけ出していた労働者のモチベーションを一瞬の睥睨によってスチールの空き缶を踏みつぶすみたいに粉砕していますから! ペキッ、ぱふぉん、擬音にしづらいその音はまた別の表現を用いると労働に対する意味や尊厳あるいは私の中の何かという都合のいい言葉にぴたりと当てはまる柱のごときものをぷっつんとさせてしまったのだいう具合か。
 ともかく帰宅して食事をとって入浴を済ませると一時間も猶予がない。疲労しきった肉体が許すことはせいぜい、はてな巡回。この二週間はついに六時間睡眠を切っての五時間あるいは四時間半睡眠に突入している。そんなだから起きてからも意欲が湧かず執筆なんてもってのほか。だから勝負は休日だ。
 それはそうと、ここのところ、はてなハイクにちょっとした呟きを投下することがはてな界隈の私の活動になっている(それでも頻度は少ない)。そこでもらえるスターが、少しの活力をくれる。いいもんだ。私ももう少しスターをしまっている巾着の紐を緩めたいと思うのだが、一度に五つもスターを付けるなんて、まだやったこともないはず。いつかやりたい。