病み上がり13.5時間勤務

 今朝、車のキーを回したとき、デジタルの時計は6:53を表示していた。
 帰宅したとき、家の時計は十時三十五分だった。


 先輩はいった。
「給与がヤバイんちゃう? 土曜、でんの?」
 もう、三日も休んだから、給与に響くでしょう、よって、休日出勤によってその分を取り戻すつもりはあるか。先輩はそのように尋ねていた。

 いやいやいや。奇跡的に訪れた四連休*1をインフルエンザに蹂躙されて、あんた、なんで休日を一つ潰すものかね!

 うちの会社は、働きたい人にとってよい会社なのだろう。先輩は今日も私よりも遅く会社に残る。こうなると、もう、この会社はこういう会社としかいいようがなくなる。私が改革を起こそうと奮闘してみたところで、むしろ害悪なのではないか。あの会社に勤めている人たちは十二時間の勤務ゆえに保証される給与をこそ欲しているのだから。だとすれば、労働基準法を監督している機関よ、お前が頼りなのだ。お前が是正してくれねばならないのだ。人の都合にあわせていれば無茶も出てくる。それを取り締まるのが法的なものの存在価値であろうに。
 明日も今日と同じくらいか、もっと遅くなるだろう。

*1:夜勤明けの木曜の朝から翌週の日勤を控えての日曜日までを四連休と呼ぶことに抵抗があるのだが!!!