旧七武海について

ONE PIECEも63巻に到達。これでまだ半分を過ぎたばかりというから先は長いですね。 基本的にはバトルものの漫画ですが、冒険物としても面白いですし*1、広げられた大風呂敷がいかにして畳まれていくのかについても目が離せません。 多彩なキャラクターが登場…

ONE PIECE 63巻――力関係

本エントリの副題は「アーロンの正当な賞金額は? 2」 アーロン このブログには「クロコダイル」「ゲッコー・モリア」「覇気」をググって訪れる方が多いのだが、ある時期から「アーロン 強さ」でググって来る人が出てきた。大方、本誌*1の方で魚人島に到達…

ONE PIECE 63巻――タイヨウ

新章に突入して最初の舞台は魚人島。 麦わらの一味は今や九人もいるし、魚人島では志や目的の異なる複数の勢力が絡み合っており、尋常ではない登場人物の数となっています。さすがにこれは操りきれないのではないかと危惧している次第です。が、今回63巻で…

ヘタクソ探検家

書かなければならない、と思う気持ちに反して、書けていない。 最近感じている集中力の欠落について、私は非常に歯がゆい思いをしている。 それとも創作活動へと真っ直ぐに向かうことの出来ない薄弱な意士を誤魔化すための嘘がでっち上げられているのだろう…

スピッツ・オン・ザ・ロック

オンザロックで喉に流し込むアルコールのように。 スピッツのロックを味わう。 このシアワセを共有したくて、日本で活動するロックバンド、スピッツのロックに傾いた曲から10曲選んで紹介したい。 とはいえ、普通に選んでも数が多すぎる。選曲の基準を決める…

『人生論ノート』で読み解く『まどか☆マギカ』

哲学者 三木清の散文集『人生論ノート』の「幸福について」の章を引用し、アニメ『魔法少女まどか☆マギカ』の登場人物が幸福であったかを説く。 自分が幸福であること 幸福は徳に反するものでなく、むしろ幸福そのものが徳である。もちろん、他人の幸福につ…

『人生論ノート』――幸福について

人は誰でも、幸せ探す、旅人のようなもの 疑いなく確かなことは、過去のすべての時代においてつねに幸福が倫理の中心問題であったということである。ギリシアの古典的な倫理学がそうであったし、ストアの厳粛主義の如きも幸福のために説欲を説いたのであり、…

知らんかった

漫画『もやしもん』の最新巻を机の上に出しっぱなしにして一週間が過ぎ、ふっと気づいた。コミックスの底面に菌のデフォルメイラストが印字されているではないか。 驚きのあまり叫び声を上げてしまい、家族から顰蹙を買ってしまった。

真の小説嫌いが書いた最上の小説

キャッチコピー 著者:アンドレ・ブルトン 題名:ナジャ 1926年 『ナジャ』が世に出る 1963年 『ナジャ』著者による全面改訂版が出る この書物が多くの人の手に開かれるように、キャッチコピーを考え、本エントリの題名とした。 真に小説を批判できるものは…

ディレンマを振り切って――スティール・ボール・ラン最終巻を控えて

※ 当方はコミックス派。現在の最新巻である22巻までのネタバレ注意。 STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 22 (ジャンプコミックス)posted with amazlet at 11.04.25荒木 飛呂彦 集英社 (2010-11-04)Amazon.co.jp で詳細を見る 週刊少年ジャンプで『ス…

チーズさえあれば、もう何も怖くない

日々の激務に自分を見失いそうな日々ですが(なんだこの悪文は。ヒビが入っているぞ)、先月はブログ更新一切無しだったこともあって、衝動的に更新しちゃいます。 はい、チーズ 突然ですがチーズの話です。 皆さんは6Pチーズを御存知でしょうか。ウィキペデ…

覇気の解説がやっときた、ONE PIECE 61巻

覇気の解説がやっときた! (……って、ネットで目まぐるしく情報がやりとりされる現代社会で、僕はかなりすっとろいことを書いているのではないか……?) 発売日から少し経っていますが、やっと読めました。 現在最新の61巻にございます。 未読の方はご注意を…

読みにくい

関連する過去エントリ 語りの海を漂いながら――灯台へ - 備忘録の集積 誤訳ですね、という内容でエントリを立ち上げそうになった。前後で文脈があっていないように読めてしまう。 ▼鴻巣訳 P87 ところで、アンドルーだが、もっと勉強する気になってくれんもの…

正しいものは、これじゃなくても

歳を取らない人と言えば、まずはじめに漫画家の荒木宏彦が思い浮かび、その次にスピッツのヴォーカルを務める草野正宗が思い当たる。僕が青春の真っ直中を過ごしていた頃からマサムネは透き通るような歌声を発していた。当時、ラジオから偶然流れてきたその…

語りの海を漂いながら――灯台へ

著者 Virginia Woolf (ヴァージニア・ウルフ) [1882-1941] イギリスの作家。モダニズム文学の旗手。 『灯台へ』は、我が人生の書の一つ。まだまだ若造の私ですが、残りの人生にこれを超える作品に出会うことはないだろうと思っています。 感想を一言でいえ…

MacBook Air 11インチ欲しい!

文学系のエントリを期待している数少ない読者さんには申し訳ないんですけど、今日は近況報告でもしようかなと思います。(いや実際はタイトルの通り「MacBook Air 11インチ欲しい!」を叫ぶためだけのエントリなんだが) でもkeiseiryokuの近況とか誰得ーっ!…

毒吐く

今日は七時間ほどディスプレイに向かっていたが、キーボードを叩いては手を止め、叩いては手を止め、デリートキーを連打し、ドラッグで文章を反転させては削除していた。普段の一、二時間分しか書けていないし、その内容についても、何ら納得できていない始…

「何が知性だ!」の人について

Go! Fight! メリー・クリスマスです、皆さん。キリストのおっちゃんのためにワインを呑みましょう。パンはおっちゃんの肉です。赤ワインはおっちゃんの血です。ちなみに白ワインはおっちゃんのションベンです。そんなものを呑ませるなんて罪なおっ…

メイド忍者

時間泥棒をあなたに 今回は、ネットで入手できるフリーゲームの紹介です。 タイトル:『Ruina 廃都の物語』 ジャンル:RPG 作者HP:http://homepage1.nifty.com/blackhat/ftotfr/game.htm ゲームブック風に進行されるRPG。超美麗3Dグラフィックにより描か…

うすぼんやりとした光

題名 愛の完成 著者 ロベルト・ムージル 発表年月日 1911年愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑 (岩波文庫)posted with amazlet at 10.10.30ムージル 岩波書店 売り上げランキング: 414938おすすめ度の平均: きもちわるい 退屈の美学 合一Amazon.co.jp で詳細…

普通の速さで歌うように

『モデラート・カンタービレ』 著者マルグリット・デュラスのような情熱的な恋をしたことのない私には、この物語は難解すぎた。 情熱という語からはスポーティかつボーイッシュな色彩を感じるが、海を隔てたあちらのお国では、パッシオンという語には殉教・…

人生にはエスプレッソが必要だ

一巻完結の漫画で最上のものはなにだろう。 ここ(http://yoicomic.blog24.fc2.com/blog-entry-185.html)のリストを参考に、漫画との素敵な出会いを求めて、アマゾンに注文する。 自分の知っている中では『FLIP-FLAP』と『孤高のグルメ』がダントツだったが…

総合格闘技というメジャー、総合格闘技漫画というマイナー

読みました 『鉄風』3巻、読みました。鉄風(3) (アフタヌーンKC)posted with amazlet at 10.10.07太田 モアレ 講談社 (2010-10-07)Amazon.co.jp で詳細を見る 3巻目は総合格闘技を始めた主人公・石堂夏央のデビュー戦から始まります。格闘漫画となるとテン…

シグルイ、最終巻を待つ

もうすぐ最終巻発売にござりまする 時は寛永六年九月二十四日、場所は駿府城内、そこで行われる御前試合の第一試合目から物語は始まり、この御前試合に至るまでの経緯を七年前から追随する構成であります。隻腕の剣士である藤木源之介と盲目かつ破足の剣士で…

ミスター・モーニング

ミスター・モーニング。 つい最近のこと。カラオケで、この曲をふっと思いだし、高校の頃に合唱コンクールで歌ったので大丈夫だろうと、試しに歌ってみて惨敗した。音が高すぎた。男子の低い音程を歌っていた私には到底出せないレベル。帰宅してYOUTUBEで聴…

震えの保管

びわ味のソフトアイスを買ってやな、明石海峡と明石海峡大橋を一望できる席に座ったら、無性に写真を撮りたくなった、と遠くを見る目でいった彼は、今は普通のソフトアイスを相手にしていた。カメラも撮影の腕もないから、すぐにどうでもよくなったけどな、…

無理難題

じいさんばあさんにPC教えることが難しい。前提として不可能であることを、どう教えるべきか悩む。 フォルダの階層構造やショートカットといった概念が、すでに許容を超えていて、三次元人に四次元を示そうとするようなもの。もっといえばコピー&ペーストも…

猫も杓子も

私が書斎の掃除を万事のこりなく終えて台所と居間の手入れをこちらは手抜きにて仕上げた後にコーシーなど淹れて書斎に戻ってみれば、風を通しておくために開け放していた窓から入り込んだのか黒猫が一匹通販で買ったロッキングチェアの上に座して前足で机の…

ワンピの敵役賛美?――ゴッド・エネルの絶望顔

空島編の評価は低い 『ONE PIECE』で人気のあるボスキャラといえばゴッド・エネル。ゴロゴロの実を食った雷人間。わかりやすすぎる。ゴッドを名乗るにふさわしい威力・規模を持つ能力だった。少年ウケがよかったものと思う。 で、それほど印象的なボスが登場…

多忙であると推測される

七月に入って所属する部署が変わり、検査員のやうな立ち位置からクレエム対処係のやうな立ち位置へ変わつたことで、出勤時刻も午前六時であつたところが午前八時になつた。夜勤もなくなつてしまつた。周囲はそれで楽になったであろうと私の肩を叩く。さうで…