2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

死体安置所

うちにはトドがいた。みなさんの家にも一頭ぐらいいるのじゃないだろうか。床の上で寝入ってしまう生き物が。ぐでーんとか、どどーんとか、そんな感じでふてぶてしく脱力して場所を取っていびきを掻いているやつが。揺すってもなかなか目を覚ましてくれず、…

まあいいなって感じのマイナーアニソン

あー忙しいまた寝てまた起きてまた仕事だ日曜日の朝に帰宅だでもその前にブログ更新だ。今日は何しようかな、何したっていいんですよね、だって僕のブログだものウフフ(だいぶきてるみたいだ)。 今日はてきとーに動画を張り付けてみよう。ネットが普及して…

頽廃する夢

だだっ広い草原に一軒の家を持ちたい。訪れるものは風だけの寂しい場所で惚けて死にたい。遠くでぽつり、ぽつりと立っている木は書割なのか、歩み寄って確かめる意欲すら乏しい死んだ心で空を見上げる。神話に曰く巨人の脳が雲となった。神話の語り手を笑う…

ルーシーのモデル

シャーリズ・セロン(Charlize Theron)の美しさを今更私の口から語る必要はない。語れるほどよく知りもしない。ただ、見るにつけ、絵に描いたような美形だと思う。絵に描いたような――二次元でももてはやされそうな――と考えて、なにかひっかかる。 似ている…

スピッツ・ベスト10

このエントリのOP曲として あわてないできいてね、あわだけに。(←脳みそババロア) スピッツが好きだー! 大好きだー! と、叫びたい夜がある。夜だけでなく、朝も、昼も、叫びたいときは叫びたい。 時間泥棒のWikipediaでスピッツの項目を読み繋いでいると…

ミシシッピーの夢

雲が虹色に染まる時刻は、地平線も、水面も、虹色に染まる。波状に広がる雲の美しさを日常の鈍い感覚で無視する二匹の狼は、浅瀬の先に原住民の筏を見る。縄で縛って渡した八キロもの木の板のその上を軽快に歩く夢を見る。冬になれば川は氷り、筏の渡された…

ささいな夢

焼いたCDから槇原敬之の『どんなときも』が流れていた。 どんなときも どんなときも ビルの間 窮屈そうに 落ちていく夕日に 焦る気持ち 溶かしていこう 赤信号で停車する車。普段と違って人気のない歩道。時間が止まっていた。特別美しく見える夕日を見なが…

洞窟物語物語〜血塗られた聖域〜

地響きの中核へ向かいながらも地響きから遠ざかる感覚。圧力でひしゃげて開かなくなってしまった扉のある小屋の、壊れた床穴から飛び降りて宙を泳いでいるためか、彼の足下はおぼつかない――はたまた、地の底の重圧を感じてなのか? 黒い風が吹く。不安はある…

遠い耳

英語の授業でリスニングがあってもまったく聞き取れなかった。教師は様々なコツを説いたり助言をくれたり慣れの問題だと言ってくれたが、本質的な問題がどこにあるか、私はよく知っていた。英語がどーとかじゃないのだ。日本語だって聞き取れないのだから。…

ONE PIECE 巻五十八

発売日から数日経っていますが、ワンピース最新巻、やっと読めました。読みました。 今回の巻はすごかった。いつもすごいが、今回もすごい。前巻よりもすごい。 それにしても、望ましい精神状態で読めたことがありがたい。コミックス派にとって、それは大事…