2010-04-01から1ヶ月間の記事一覧

スランプを脱する薬が欲しい

文学的守護霊 ここ二ヵ月間の執筆量が通例の半分を下回っている理由は、書きたいことがないためではなく、書きたいことが多すぎるからだ。夜空を流れる一筋の星は美しいが、満天の星の全てが銘々で思うままに飛び交い始めたならもはや収拾のつかない事態にな…

逆メタボ

スティール・ボール・ランのレビューを書こうと思い立ってずいぶん経つが未だに書けていない。準備中ですらない。 忙しいとは罪なことだ。 スティール・ボール・ラン (1) ジャンプコミックスposted with amazlet at 10.04.22荒木 飛呂彦 集英社 おすすめ度の…

とりとめなく。ねがい。

家族と団らんを交えて夕食の席に着いた後、試しに買ってきた缶コーヒーを飲む。ダイドードリンコ株式会社のデミタスコーヒーを美味しくいただけて気が安らぐ。王様はロバの耳でお馴染みの王様の名前がデミタス王だったかデミダス王だったか忘れたが、そこか…

諸君、私は筋肉が好きだ

最近、多くのサイトで『鉄風』という漫画のレビューをよく見かけました。総合格闘技を取り扱った女子格闘漫画です。 私が見てきたレビューはどれも同じ調子で同じ特徴を語っていました。本来ならライバル役に起用するであろう性格の登場人物を主人公に起用し…

保留

097 第六章続き - 物語の紡ぎ手と虚構の住人 「僕は、今にして、レイクが調査員を募集した最大の理由を悟ったよ。あの調査団のぼんぼんは、進路を切り開くための駒を欲していたってわけだ。僕らのことを農耕用の畜生程度に見ていたわけだ」「そうよ、あのぼ…

会話が成り立たない

098 第六章続き - 物語の紡ぎ手と虚構の住人 「てめえら馬鹿か、そんなんで山猫がとれるかよ!」 何がそんなに逆鱗に触れたのか知らないが、彼の怒りは凄まじかった。顔が真っ赤になったかと思うと鼻血を出した。一目で剛毛と分かる真っ黒の口ひげに赤い液体…