あの奇妙な絵本が家にやってきたのはいつの頃であったか。とんと記憶にない。いつの間にか家にあった。母が買ったのではないらしいことは覚えているが、それすらも確かな事実とは言い難い。 その絵本は題名を『いちねんせい』といい、小学生の頃、文字を読む…
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